« 健康落語講演会が好評 全国開催依頼多数|人気講師三遊亭楽春受付 | トップページ | 寺院で楽しむ落語公演が好評の人気講師・三遊亭楽春公式受付HP »

伝統芸能 落語の修行から学んだ大切な事|三遊亭楽春:落語家講師

三遊亭楽春の文化講演会「伝統芸能の修行から学んだ大切な事」は伝統芸から学ぶ心遣い、心が温まる話など、数多くのエピソードを取り入れて多彩に楽しく講演し、好評です。

伝統芸能の修行の中での「気付き」や「学び」を講話に取り入れ、その内容は他の講師では体験できない内容のため、役立つと好評を頂いています。

講演会で人気のテーマです。特に人材育成、後進育成に役立つ講演会と好評で人気が高く、多くのご依頼を頂いております。

以下、講演内の、ほんの一部分ですが紹介いたします。


三遊亭楽春の文化講演会 「伝統芸能の修行から学んだ大切な事」 「落語に学ぶ人生の知恵」

伝統文化芸能・落語の修行から学んだ大切な事は多々あります。

その一部を紹介しましょう。(実際の講演では、他にも多数のエピソードを披露します)

「高座返し」

落語家が交代する時に、前座が座布団をひっくり返す「高座(こうざ)返し」を例に取りましょう。

座布団は縫い目のない「正面」を客席に向けます。

落語家がお客様に顔を向けるように、座布団も顔を向けて敷くのです。

座布団を返す時にも縫い目のある辺は決して客席には向けません。

また万一にもチリなどを飛ばさないよう、座布団を返した時に起こる風は、客席と反対の自分側に送るような独特の返し方をするのです。

座布団一枚返すというだけでも、そこにはご来場を頂いたお客様への感謝の気持ちが込められているのです。

「演目」

披露する落語の演目は、お客様へのサービス精神が盛り込まれています。

まずは「まくら」「小噺」と呼ばれる本題(落語)に入る前の部分で、今日のお客様の感じを掴んで、演目の方向性を決めます。

何人かの落語家が出演しても、同じ演題を出さないのは当然ながら、同じパターンの落語をお聞かせすることもありません。

バラエティに富んだ多くのパターンの落語をお客様に楽しんで頂くためです。

特に、その日の最後で出演する演者は、トリ(主任)と呼ばれる責任者です。

多くの演者が出演した最後に出るため、前の演者たちと違うパターンの演目を考え、最も厳しい制約の中で演目を選び、お客様に喜ばれる落語を提供するのです。

トリ(主任)として出演するには、それだけの演目の数やスキルを持たないと勤まらないのです。

「笑顔のコミュニケーション」

私がまだ修行中の前座時代、寄席の入口に立って「どうぞご入場下さい」と声を掛けていたのですが、なかなかお客様はお入りになりません。

必死になるほど顔がどんどん硬く強張(こわば)っていきます。

そこに師匠がやってきて、「そんな強張った顔で立っていたら、お客様が逃げていくよ。もっと笑顔で、楽しい気持ちを伝えなさい。」と。

それからお客様にお声掛けする時には笑顔で、「落語を聞いて思いっきり笑ってみませんか!」と。するとお客様の入場数が伸びたのです。

まさにお客様との笑顔のコミュニケーションが取れたのでしょう。

それまでは、お客様に入って欲しいという自分の気持ちばかりが先に立ち、相手への思いを忘れていたのでしょう。

笑顔や、笑いのある所に、人は惹かれるのだと感じました。

師匠からの笑顔のアドバイスは、硬直した私の体と心の緊張状態を、見事にプラスの方向に変えてくれたのです。

「意識が自分の成長に役立つ」

落語家の前座時代は下働きで楽屋の仕事が山ほど溜まっています。

そういう用事をこなしながら同時に高座の師匠方の落語に耳を傾けて落語を覚えるのです。

雑事に気を取られていると師匠に見抜かれ、「いいかい、楽屋仕事は大事だが、落語を覚えることこそ修行だよ。常に意識は高座に向けていなさい」とアドバイスが。

高座に耳(意識)を傾けていると、「この師匠は落語のこの部分に工夫を凝らしているのか」「こういう方向からお客様へのアプローチの仕方もあるのか」と参考になることが多々。

「この落語をいつかお客様の前で自分も演じてみたいな」との思いが強くなり、これが芸(仕事)の成長へと繋がっていくのです。

今は必要が無いと思うことでも、「どう意識するか」心に留める自分自身の思い次第で、将来の自分のプラスになることが沢山あるのだと教えて頂いたのです。

「ネタ=根多」

前座の修行時代には、その日の寄席で演じた、演者と演目を記録して、「根多(ネタ)帳」に書き残すことも大切な仕事です。

伝統芸の世界で「ネタ」というのは「根っこが多い=根多」という字を当てはめます。

私はなぜこの字なんだろうと前座時代にずっと考えていました。

ある時、仕事先の場所で、大きな木が何本も倒れていたので、何故かを尋ねました。

「あの木の種類は根っこが深く生えない。だから昨日の強風で倒れてしまったのですよ。」とお返事が。

なるほど、外からは立派に見える木でも、根が浅ければ強風で倒れてしまいます。

例えば落語で言えば、「演目の数、奥深さ、知識、スキル」など「根を多く、広く、太く張る」ことで、いずれは大きく揺るがない木に育つことでしょう。

修行とはまさに将来への根を多く張る時期なのだと、先人が残してくれた「根多」という字から教えられました。

「温故知新」

先人が残した言葉や知恵には、現代にも当てはまる大切なものが多々あります。

落語は古典芸能です。

その言葉(台詞)の中に「なるほど」と思うこと、感心したり、気づかされたりすることなどが沢山あり、まさに温故知新です。

ただし、古典芸と言ってもガチガチに古きに固執してはいけないのです。

「流水不知濁」

流れる水は濁りを知らず。私の師匠・五代目の三遊亭円楽もこの言葉をよく色紙に書いていました。

落語家は元来、「噺家・咄家」(はなしか)と呼ばれます。

「はなし」という字は口に新しい「噺」と、口から出す「咄」という字をあてます。

つまり、常に新しいものを口に仕入れ、工夫を加えて口から出していくことが大切なのです。

古き良さを大切にしながら、そこに新しいエキスを加えていく。その進化が成長に繋がっていくのです。


三遊亭楽春の講演は全国ネットでテレビ放送されるなど高い評価を受け、多くのマスコミ・メディアで三遊亭楽春は人気講師と紹介されています。

経験に基づく講演内容は、他の講師には真似(マネ)が出来ないものです。三遊亭楽春のオリジナルの講演内容が人気を呼び、多数の講演会講師のご依頼が来ています。

講演会・セミナーで引っ張りだこの講師・三遊亭楽春師匠の講演会は、役立ち度・講演人気ランキングで毎回トップクラスとメディアで紹介されました。


三遊亭楽春プロフィール ← さらに詳しいプロフィールはこちらをクリックしてお読みください。


三遊亭楽春公式ブログ (ブログのトップ、講演風景の一覧を掲載しています)


三遊亭楽春公式ホームページ (PCサイト版)


三遊亭楽春公式ブログ(公式サイト)の内容は三遊亭楽春に著作権があり、文章・画像・写真を許可無く使用や転載することを禁じます。

« 健康落語講演会が好評 全国開催依頼多数|人気講師三遊亭楽春受付 | トップページ | 寺院で楽しむ落語公演が好評の人気講師・三遊亭楽春公式受付HP »